4/9パピ火葬日

今日はパピが生きられなかった日。

昨日調べてみると、パピの生まれた年は2012年だった。人間に換算すると65歳。

まだ若かったんやなぁ。

外で飼っていて風呂にもほとんど入れてなかったし、タヌキに噛まれて耳がかさぶたまみれになって、病院行って3か月かけて治したこともあった。ほんの1月前には野生の狐がパピの犬小屋を使っていて、パピの夜中の悲鳴で気づいて追い払った。それでもしつこくやってくる狐を業者の人に駆除してもらったばかりなのに。

あの時、鼻の頭から血が出ていた。

あれは狐に噛まれたか爪でひっかかれたんだと思う。

それから1月でガリガリになり弱ってしまった。老衰ではないのならやっぱり狐が持っていた菌がパピに入ってしまったんだろうなぁ。

病院に行かなかったことが心残りだ。

母と話し合い、お金もないし、パピも歳やし、病院はもうええかなぁということになったが、心ではもやもやしていた。それなのに俺はお金を出すこともなく、仕方ないかぁと終わらせてしまった。

ごめんなパピ。

パピは昨日、福崎町と提携しているこうふく苑に火葬のお願いをした。

昨日が友引なので今日火葬されることになった。

受付の人は淡々としていて、あとはうちで丁寧に焼かせてもらいますとのことだった。

 

パピを1日一人にさせてしまうね。でも寂しくないように布で包んだパピを入れた段ボールにたくさんの花や美味しいおやつ。家族との写真もたくさん入れておいたから。

それに昨日昏睡状態に入った後、5,6時間そばにいて話しかけたもんなぁ。最近はこんなに一緒にいることなかったもんなぁ。ちょっとは寂しさ紛れたかな?

 

今日の昼ごろにこうらく苑の裏にある石碑にお花持って行くからな。

本当にありがとう

4/7夜

12年飼っているミニチュアダックスフント

名前は『パピ』が寿命で、おそらくは今夜が山場かな。

 

今、パピの前で記事を書いています。

 

13時から声をかけながら近くにいる。

 

声かけには全く反応しない。

眠った状態。

横向きに寝ていて、胸が少し動いているので生きてはいる。

 

今夜は徹夜で起きておこう。

 

家には今俺しかいないので、せめて一人くらいはそばで看取ってあげたいよね。

 

文章めちゃくちゃだ。

 

今俺は22歳

パピは12歳。

 

人生の半分以上を一緒に暮らしていたんだものなぁ。

 

今日、HDDに残ってた昔の写真を見返してたらとっくに忘れてた光景がたくさん出てきた。

 

今は亡き父と俺とパピと随分前に死んでしまった『しま』という犬の2人と2匹で山に散歩に出かけた時の写真が出てきた。

 

あの時、しまは勝手に進んでしまい、いなくなるし

パピは俺とお父さんの横から離れないしで、なんで同じ犬でもこんなに性格が違うんだろうと思ったのを思い出した。

 

その時のことを知っているのは今はもうパピと俺だけ。

そのパピも今夜にも逝ってしまいそう。

 

さみしいなぁ。

こんな思いをするのになんで生まれてくるんだろうね。

 

この思いを糧とし、進んだ先に何があるんだろうね。

 

とりあえずパピ。ありきたりな言葉になるけど、今までありがとうね。

白内障になって前が見えなくなった時にも俺は泣いてしまったけれど、今日パピが昏睡状態に入ったことを知った時にも泣いてしまいました。

 

ペットロスって言葉があるらしい。

 

ペットが死んで気持ちが落ち込むことだけど。

ペットって言葉では足らないんだよなぁ。

 

とにかく、パピお疲れ様。

 

天国ってところが本当にあるんだとしたら、しまもお父さんもきっといるはずだよ。

お父さんは気づかないかもだけど、しまは賢い犬だったから。きっとパピを迎えに来てくれるから。ウロウロせずに待つこと。美味しそうなものがあっても誘惑されずにその場にいること。

 

何十年かしたら俺も行くと思うから。その時はしまと一緒に迎えに来てよ。俺は今より年をとるだろうし、顔も変わってるだろうけどさ、きっと見つけてね。

 

その時にはお母さんもそっちにいるだろうから。

久しぶりの家族団欒でバーベキューや花見なんかしようか。

 

パピ。ありがとう。何のしてあげられずごめんね。パピ含めみんなと過ごせた日々は宝物だ。本当にありがとう。お疲れ様。

 

じゃあまた後でね。